進撃の巨人という漫画のことをはじめて知ったのは、確か南明奈さんがなにかの番組で紹介しているのを見て気になったんですよね。
最初は正直ストーリーがどうとかではなくて、巨人のビジュアルに一瞬で引き込まれたのを覚えています。
骨と筋肉が丸見えの巨人のビジュアルにはちょっと驚きましたし、なによりこんな生き物がどのように物語の中で動きまわるのか気になって仕方がありませんでした。
ただ、読んでいるうちにただ巨人が暴れまわって、人々を襲うというだけではなく、その巨人が実はもともと人間だった、とか複雑なストーリー性も垣間見えるようになって、ますますハマっていったのを覚えています。
巨人をそもそも題材にしたのはもちろん、その巨人がどのようにストーリーを作り上げていくのか、それを考えると作者の頭の中は良い意味で異常なのではないかと思ってしまいます。
進撃の巨人のようなちょっと不気味で、暴力的、なおかつ人間の心の内側をえぐるような複雑な作品というのはなかなか出てこないだろうな…。